To be IDEAL: 村上春樹も気に入ってるらしいお洒落City ポートランド

LAを離れた後は、サンフランシスコ経由の空路でポートランドに。
ポートランドの空港に降り立ち、電車で市内を目指す。

そもそも何故ポートランドに来たかというといくつか理由がある。

1つ目は上海駐在時代にずっと仲良くしてた友人の原くんがアメリカ留学中のインターンでバンクーバーにいて、原くんとの共通のお友達夫妻（タキタロー君、コゴちゃん）が夏休みを使って一緒に原くんに会いに行こう！ということで予定を調整してみたらなんとかなりそうだったということ。

2つ目は、旅を始める前にアメリカの教育事情の話を聞いた時にポートランド・シアトルあたりで結構面白いことやってるらしいよと聞いたことと、その繋がりからパロアルトでお会いさせていただいた井上さんご夫妻にいくつか面白い取り組みをしている先をご紹介いただけたこと。

3つ目は、その井上さんご夫妻からシアトル・ポートランドはとっても街づくりが面白いし、住んでいる人達もめちゃくちゃナイスだよ！とオススメしていただいたこと。

ということで、バンクーバーを目指しながら、途中ポートランド・シアトルに寄って行こうという計画になったという訳でした。

スーツケースを持ったままだったので、一度予約していたホテルに荷物を置きに行こうかとも考えたものの、地理感もよくわからないので取りあえず、タキタロー君・コゴちゃんと待ち合わせしていたレストランに向かい、レストランにて無事にタキタロー君・コゴちゃん夫妻と合流。ここでは、同じタイミングでポートランドに来ていたゆーりさん・カリンちゃんも紹介してもらい一緒に行動することに。

ポートランドはとてもおもしろい街で、都市成長境界（urban growth boundary）法というオレゴン州で定められた法律に基いて、今後20年間の都市成長のキャップを決めていたり、それに関連した都市開発がされていて、街の1ブロックの距離が他の都市と比べてとても短い。これは交差点になるポイントで人との出会い・接点が増えるという考えもあるらしい。DIYなんかも盛んな街ということで、街自体がとてもお洒落にまとまっていて、とても居心地がよい。また地ビールがたくさんあり、街中にブリュワリーが点在している。
（詳しくはWikipedeaを参照）

みんなは食事も終わったところだったので、じゃあ地ビールを飲みに行こうということで、ゆーりさんおすすめのBase Camp Breweryに向かう。どの店もそうなんだけど本当にお洒落なお店が多くて、DIYが盛んだからか、デザイナーが多いからなのかよくわからないが、気持ち良い空間が多い。

Base Camp の看板

オーダーするカウンター。

水のサーバーも壁にタンクを取り付けてカッコイイ。

どこのBreweryに行ってもあったんだけど、テイスティング出来るようにBreweryで作られている各種地ビールを少しずつ飲めるメニューがあり、迷わずそれをオーダーする。
ノーズベイエリアでは（SFでもLAでもそうかもだけど）IPAと呼ばれるIndian Pale Aleがとっても多くて、日本で馴染みのあるラガーに比べるとホップが強くて苦味が強い特徴があるんだけど、これがまた美味しい。僕はご飯を食べていなかったので、Breweryに併設されているお店でサンドイッチを頼み、それとは別にみんなでチリビーンズの乗ったポテトを頼んでシェア。

Base Camp Breweryのビール各種

一つ一つは小さめのグラス

ジャンクだけどめちゃくちゃ美味しかった。ビールに合いますね。

みんなで楽しく話をして、明日は男性陣はレンタサイクル（タキタロー君は自転車狂）して、女性陣はお買い物というプランをたてて、何故かカリンちゃんも明後日移動のシアトルに一緒に行こうということが決まりこの日は解散。

この日の宿はあの有名なAce Hotel！ではなく、その直ぐ近くにあるGeorgia Hotelという安宿。事前に電話で3人分の予約をしていたのに、タキタロー君・コゴちゃんが昼にチェックインしようとしたら予約できてないよと言われたらしく、おかしいなと思いながら僕も遅れてチェックイン。運良く部屋も合いてて良かったものの、事前にクレジットカードの番号も伝えていたので確認しようと少し話をしてみる。

Shinsuke：

「一週間ほど前に電話で予約したと思うんだけど、本当に聞いてない？」

ホテルのおじさん：
「その電話で話したの俺だよ。Shinsukeだろ？覚えてるよ。」

Shinsuke：
「いやいや、覚えてるならなんで部屋が予約出来てないの？」

ホテルのおじさん：
「いやー、希望してた2ベッドの部屋がなくてさ・・・。」

まぁ結果的にはよかったんだけど、このおじさん行動がカワイイんだけどいちいちなんか不安。。。
領収書書くだけで15分くらいかかるし、支払いのサインするときも、漢字のサインをあまり見たこと無いというのもあるんだろうけど、一文字書き終える毎に僕の持ってるペンを奪い取らんとばかりに手を伸ばしてきて、あっまだ書くの？と言った感じで手を引っ込めるというのを何度も繰り返すｗ

値段相応のお部屋でしたが無事に宿も確保できてこの日は就寝。（土曜日ということもあり、窓の外は明け方まで飲んで騒ぐ若者の声が煩かったですが。。。）

そして翌朝起きて、ゆーりさんオススメのCourier Coffeeというカフェで朝食。ポートランドはカフェも有名みたいで、コーヒーもとても美味しい。

Courier Coffee

ブルーベリーマフィン。焼きたてで美味！

食事の後はタキタローくんと自転車を借りに行き、サイクリングしながらいろんなお店を訪ねてみる。ポートランドは平坦な街なので自転車に載ってる人がとても多く、この日はなんかのサイクルフェスティバルもあったようで大勢の人が自転車でサイクリングしてた。（ここからは写真メインで）

そしてまずは、有名らしいThe Good Modという家具屋さんにいってみる。
工場というか作業場も併設されてて、オーダーも出来るみたい。

そして、ポートランドはアウトドアブランドのショップも多いんだけど、いちいち内装がお洒落で購買意欲がそそられる。そしてオレゴン州は消費税がかからないので、シアトルとかサンフランシスコからも買い物に来る人が多いみたい。僕は旅してるので荷物は増やせないんだけど。。。

Patagonia

Keen

こちらもKeen

ポートランドといえばNikeの本拠地でもあります

NikeのFactory Store

そして市内から橋を超えて川の対岸に。

お洒落な雑貨屋さんも結構あって、Beam & Anchorというお店なんかは日本の物も結構売ってる。日本人がオーナーなのかと思って聞いてみたら、日本の物がカッコイイと思ってセレクトしてるんだけど、日本人は関係ないよーと言われたり。

道端に突如現れるShop

なんかどこ行ってもこんな感じでディスプレイなり空間作りが心地よくて不思議。どういう環境にいたらこういうデザインをするようになるんだろうか。

少し休憩を兼ねてご飯も食べつつ、この後は地ビールを求めてBrewery巡りに変更。

2人でテイスティング

サーモンカルパッチョ

キャロットソースが絶妙なステーキ

こちらはCascade Brewing Barrel House

日曜日だしみんな飲んでます

レバーを引けばビールが出てくる！

レンタサイクルしてるお店でもおかえりーといってビールをサービスｗ

地ビールって意外に度数高いのでこの時点で結構いい感じになってます。
自転車返して、少し街を散歩してみる。ポートランドはそんなに大きな街じゃないので自転車があれば1日で大体回れちゃうのもいいところ。

路面電車

駅名がBamboo Sushiって。。。

そして、夜は女性陣とも合流して、肉食おう！ということでエイジドビーフステーキを食べにUrban Farmというステーキ屋さんに向かう。

（この期間は結構散財しております。。。）

サラダ！

マッシュドポテトにチーズ乗せたやつ！！

エイジドビーフステーキ！！！

でも、僕達ビールでお腹いっぱいなので4人でこれだけ頼んで、ハーフボトルのワインをシェアして、お店の人から「えっ！？それだけ？？」みたいな顔されたのはここだけの話です。
（となりのテーブルでは小学生ぐらいの子が一人でこのステーキを食べたあと、アイスクリームをガッツガツ食べてました。。。）
でもとても美味しかったので、我々ご老体にとっては大満足でした。

そして、本日はゆーりさんが予約してたAce Hotelのお部屋をシェアさせてもらうことに。
本当はそんなにはいっちゃいけないのかもしれないけど、しれーっと行って2ベッドを4人でシェアして寝かせてもらいました。

ブランケットには鹿のモチーフ

壁にもカワイイ絵が描かれてました

快適にAce Hotelで眠りにつき、翌朝Shinsuke、タキタロー君、コゴちゃんの三人はシアトルに向けてレンタカーを借りるべく朝早くから出発です。ここで2日間お世話になったゆーりさんとはお別れ。初めて会ったとは思えない感じで、日本に帰っても仲良くさせてもらいたい素敵なお方でした。（ゆーりさん、ありがとーございましたー！）

ホテルを出た我々は時間に余裕はなかったものの、せっかくだしということでホテル下のカフェで優雅に朝食を頂きます。