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2013/08/06

グランドサークル旅行(アンテロープ・ホースシューベンド)

ブライスキャニオンからアンテロープまでは約3時間のドライブ。


アッパーアンテロープは11時~13時位が一番綺麗に光が差し込むらしいが、ブライスキャニオンで想定外の長居をしてしまったので、アンテロープ観光は時間が間に合わなければ翌日にしようと決めて取り敢えずアンテロープに向かう。

アンテロープまで交代しながら運転し予想より早めの12時少し過ぎにアッパーアンテロープに到着。

駐車場の入り口でツアーに参加出来るか聞いてみたところ、12時のツアーには間に合わないけど、13時からのツアーなら大丈夫とのことで、なんとか滑り込みセーフ。

事前情報ではペイジの街でツアーに申し込まなければ行けないとか色々書かれてたものの、結果的には現地でツアーの申し込みが出来たし、基本的には予約もしなくて大丈夫な様子。
駐車場横の建物でツアーの受付をしてる。

現地ツアーは一時間に一回あり、毎時0分ちょうどにスタートというスケジュールなので、スタート10~15分前に到着してツアー申し込みすれば大丈夫だと思う。

13時からのツアーまでかなり時間があるので街までご飯を食べに行こうかとも考えたものの、往復30~40分かかるのでやめておくことにする。朝に炊いておいた米にふりかけをかけて食べる。車の中で炊飯器からご飯よそって食べるって不思議な光景だなと3人で笑いながら昼食タイム。

アンテロープはネイティブアメリカンのナバホ族が住んでいるエリアという事で、ツアーガイドは皆さんナバホ族の方々。見た目はハワイアンやポリネシアンと少し似てる印象。

一回のツアーで4つ程のグループに分けられて、各グループに一人ずつガイドがついてくれるという形式。駐車場からはトラックの後ろに作られたベンチシートに座りながらアンテロープの入り口まで向かう。
トラックは対面式で12人乗り?
ブライスキャニオンとは違って灼熱の太陽に加えて、岩と砂漠のような砂だけに近い環境なので、かなりタフな環境。

トラックで10分程揺られているとアンテロープの入り口に到着。
外から見る限りにおいては、来る途中に見てきた地層の刻まれた岩山という印象なのだけど、入ってみると全く異なる世界が目に入る。
トラックを降りて入り口に向かう
岩の割れ目がアッパーアンテロープの入り口
入り口内部から上を見上げるとこんな感じ

このあたりは鉄砲水が発生するらしく、その鉄砲水によって岩が削られて出来たものらしいのだが、自然の力による造形物の美しさに言葉を失う。

美しく削られた岩肌に光が差し込む
岩がドレープ状になって通路になっている
人と一緒に移すと大きさがよく分かる

上部まで割れていて入り組んだ岩の隙間から光が差し込むスポットがいくつかあるのだが、そこでは光の筋が綺麗に見えて厳かな空気が漂う。
この時間帯は太陽光が強く差し込むので
こんな感じで光の筋が見える。
岩の隙間から差し込む光
ガイドの方が地面の砂を撒いて
光がよく見えるようにしてくれる。

ここぞとばかりにあらゆるスポットで写真を撮りまくるのだが、なんでも絵になる。




良いカメラ買えば綺麗に撮れるんだなぁなんて思っていたら、ナバホ族のガイドさんがカメラを貸してみろと言うので、渡すとプロ並みの腕前でメチャクチャ綺麗な写真を撮ってくれる。
僕らのガイドさん。


ガイドさんの言うとおりにしたら
指先から炎が出せましたw
どんなカメラでも対応出来るようで、みんなのカメラを使ってバンバン写真を撮ってるんだけど、カメラの性能に関係なくiPhoneとかでもいい写真を撮ってるので、カメラにはスキルもやはり大きく影響するんだと実感した。
一眼レフのいいカメラ持ってる人達もこぞってガイドさんに撮ってもらってたからねw

アッパーアンテロープ本当にオススメです。

アンテロープのツアーを終えて、ホテルに向かう前にペイジの街のSafewayでヨーグルトやフルーツとサラダなんかの食材等を少し購入する。

ホテルに15時頃チェックインして少しお腹も減ってたのでフルーツとサラダを軽く食べて、Sunsetまで少し休もうということでみんな一眠り。

19時前位に準備を始めてSunsetを見るべくホースシューベンドに向かう。

ホースシューベンドは名前の通り馬の蹄鉄の形をしてるんだけど、これがまた大きい!
旅行用にカメラはOLYMPUSのOM-Dを新調して、レンズも広角レンズを用意してたんだけど、センサーが少し小さいので景色が収まり切らない…。

馬の蹄鉄?
崖に腰掛けて雄大な景色を眺めてボーッとする。夕陽は雲に隠れてしまってあまり綺麗なSunsetにはならなかったけど疲れを癒してくれた。

雲に隠れて綺麗には見えなかった。。。
高所恐怖症のさだお君渾身の2ショット
ピントがブレてますが見る側は全部こんな崖っぷち
さだお君に限らずみんな這いつくばって見たりしてる。


ホテルに戻って、午後にも軽く食べたので今夜は軽めにカップうどんとサラダにしようということに。食事の準備をしてホテルのダイニングスペースでビールで乾杯する。

食事を終えてシャワーを浴びようとするもなんとホテル全体で給湯設備が故障してるので水シャワーしか出ないとのこと…。いくら暑いとはいえ、冷水シャワーってやっぱりキツイね。これからアジアの安宿に行けばまぁそんなこともあるんだろうけど、心の準備が出来ないままこの状況を迎えるとちょっと萎える。ホテルに戻って暑い暑いと汗かいてるタイミングで浴びなかったことを後悔しつつ水シャワーに震える。

今夜は少しゆっくり寝て明日の10時からロウワーアンテロープを見てからモニュメントバレーに向かおうと計画を立てて、12時頃には就寝。

翌朝ゆっくりと朝食をとって、ロウアーアンテロープに。
ガイドブックなどで、アッパーアンテロープのツアーに参加した人は税金を二度払わなくても良いので安くなると書かれていたんだけど、同日でなければ行けないらしくその割引は効かなかった。残念。。。

アッパーアンテロープは地上にある岩山が割れてるというのに対して、ロウアーアンテロープは地下に埋没してる岩が割れてるという感じ。

ガイドの人がいないと入り口にも気づかなそう。入って見るとアッパーアンテロープとはまた違った印象。

ここが入り口?
なんとここに入っていく!?
入ってみるとこんな感じ
入り口には階段が設置されてました

アッパーアンテロープはどちらかというと通路幅も広く、緩やかなカーブが続くというのに対して、ロウアーアンテロープは通路幅も狭くよりクネクネと入り組んだ構造になっている。



並ばないと通れない位の通路
ナバホ族の酋長の横顔?!
女性が髪をたなびかせている横顔?!
緑のTシャツを着ているのが僕らのガイドさん。
とってもお茶目でした。
ドレープの質感がアッパーとロウアーでまた少し違う
シンバの横顔?!

もしこれから行く人は料金的にも時間的にもアッパーアンテロープに11時か12時の回に参加して、その後すぐにロウワーアンテロープに向かうのが効率的かな。
そうすれば夕方にホースシューベンドも見れるしね。

グランドサークル旅行でも一番気に入った場所だったので、どこに行くか迷ってる方にはオススメのスポット。

昼食にメキシカンを食べて次の目的地モニュメントバレーを目指す。


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