チェンナイで唯一見た観光ポイントジョージ・タウン |
チェンナイでは、サークルの後輩のS君(本人匿名希望のため非公開)の家に泊めてもらおうと事前に連絡を取り合っていた。
ところが、直前になり、S君の家庭の事情で到着日にS君は日本に帰国しており、合流できるのは翌日夜ということになってしまったのだけど、逆に色々と気を使わせてしまって、空港まで迎えの車を手配してくれたり、S君が滞在するサービスアパートメントのスタッフに僕が来ることを事前に連絡してくれたりと至れり尽くせりの準備をしてインドから日本に帰国していった。
迎えに来てくれるドライバーさんの連絡先や滞在先の住所も一応確認して、深夜24時頃にチェンナイ空港に到着し、空港出口でドライバーさんらしき人を探すが全く見つからない。。。しょうがないと思い、通信料の高い日本の携帯からドライバーさんに電話してみる。
Shinsuke:
「もしもし、ドライバーの◯◯さんですか?Sさんから連絡が行っていると思うのですが、Shinsukeと言います。話は聞いていますか?」
ドライバー:
「ん、誰だ???あー、Shinsukeくんね。はい、はい、Sさんから話は聞いてるよ。」
Shinsuke:
「そうですか、よかったです。ところで、先ほど空港についてあなたを探しているんですが、どこにいるんですか?」
ドライバー:
「ん?今は家にいるよ?」
Shinsuke:
「え。。。Sさんから、本日の24時過ぎにShinsukeが空港に付くから迎えに行くようにと連絡してもらっているはずですよね?」
ドライバー:
「いや、あなたが今日空港に到着するってことはSさんから聞いてるけど、迎えに行けとは言われてないよ。」
Shinsuke:
「いやいやいや、、、Sさんからドライバーさんに迎えに行くように伝えた旨の連絡も貰ってますし、念の為に電話番号まで教えてくれたので、そんな筈はないと思うんですけど。(頭の中では電話番号まで教えてくれて連絡してないわけ無いだろう!と思いつつ。)」
ドライバー:
「いやー、そんな話は聞いてないなー。空港からはPrepaidのタクシーがあるからそれに乗れば大丈夫だよ。」
Shinsuke:
「(絶対こいつ嘘ついてるなと確信して)いやいやいや、夜遅くにタクシー乗りたくないからお願いしてたんですよ。今から来て下さい。何分で来れますか?」
ドライバー:
「もう今日は遅いから迎えに行くことは出来ないよ。。。(その後もよくわからない言い訳を繰り返す。)」
もうこれはどんなに粘っても電話料金のムダだと思い、諦めてタクシーを探すことに。。。インド南部は人が良いと聞いていたのに、早速インドの洗礼を浴びたなと実感するばかり。プリペイドチケットを販売するお兄さんも怪しい感じがするが、取りあえずチケットを買って、タクシーに乗り込み、事前に教えてもらった住所を見せてサービスアパートメントに向かってなんとか辿り着いて、サービスアパートメントスタッフに話をして無事にS君不在の家に到着。
(後ほど聞いたら少し高い料金を取られていたらしく、プリペイドタクシーですらそんな状況かと気を引き締める)
着いた日は移動に疲れて直ぐに寝てしまったのだけど、翌日からWorkshopの疲れが出たのか体調があまり優れず、S君宅に大量に貯蔵されている日本のレトルト食品をいただきながらあまり外出もせずにゴロゴロしていた。
翌日の夜には久しぶりのS君と再開し、トランジット先のバンコクで買ってきてくれたTiger Beerで乾杯し、近況を色々と話す。
インド駐在の苦労話なんかも色々と聞いたのだけど、日系企業の海外進出(といってもアジアだけかもしれませんが)のボトルネックはどこも似てるんじゃないかなと改めて感じたり。
モザイク入りのS君(怒られるかな。。。) |
唯一言ったのはジョージ・タウンと言われるかつてのイギリス人居住区に行ってみたのだけど、行き方に問題があったのか、周辺もスラムとまでは言わないまでもバラック小屋で生活する人々もかなり多く、商店なんかも何故か工具屋さんばかりで、カースト制度の名残でこのへんは工具屋さんの住むエリアか?と思ったり。
トゥクトゥクのお兄さんジョージ・タウン知らなかったし |
ジョージ・タウンも一歩入るとこんな感じ |
インドのタクシー・トゥクトゥクは黒と黄色 |
お客さんは僕ともう一組くらいしかいないのに、ホールスタッフだけで10人以上いたんじゃないかな。
みんな超暇そうですが。。。 |
良くも悪くも資本主義経済が浸透していない街なのかなと思わされる。
(これは後のインドの都市でも同じだったので、インドまとめ的な感想は別途書きたいと思います。)
体調不良もあり、あまり遠出もしなかったチェンナイですが、チェンマイ・チェンライで今後の旅は興味ある所だけに行こうと決めていたので、あまり興味のわかなかったインド南部はパスして、次の目的地は寝台列車でムンバイに行くことに。
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