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2014/02/16

LA downtown アゲイン、そして地獄のフライト

旅の後半戦を中南米から始めるにあたり、スペイン語を勉強して片言でも話せた方が良いだろうという考えから、何処かでスペイン語を勉強しようと考えながら、旅程を考えていたところ、メキシコシティ在住のサークルの先輩のいんちょうさんことAkihikoさんが、「グアテマラは安いけど面白くないからメキシコシティおいでよ。友達も紹介出来るし♩」とのお言葉をいただいたので乗ることにした。

日本からメキシコ行きの航空券を手配する際に、LAトランジットで19時間のストップオーバーというのがあったので、この航空券を活用して、ブログのLA編にも出てきたKJに会いに行こうと考えて連絡を取り、泊めてもらうことにした。

LAはやはり青空でした。
(iPhoneの写真で綺麗じゃないですが。。。)


それにしてもこのLA編は色々とトラブルが多かった。

まず、成田でチェックインを終え、ラウンジで休憩していると搭乗時間の30分程前に呼び出しがかかったので、何事かとカウンターの担当者の方を訪ねると、

担当者:
「Shinsuke様、大変申し訳無いのですが、米国に渡航される場合、米国からの出国チケットがないと搭乗していただくことが出来ないのです。」

Shinsuke:
「でも、アメリカからメキシコ行きの航空券は持ってるんですが、これだとダメなんですか?」

担当者:
「ダメなんです。アメリカが指定するカナダやメキシコ、カリブ海の国々は対象外となるんです。それ以外の国への出国チケットが無いと搭乗していただくことが出来ないのです。」

Shinsuke:
「そうなんですか…。困ったな。メキシコ以降の旅程が現時点で決まってないし、搭乗まであと30分程しかないですよね。どうしたら良いですかね?」

担当者:
「一旦チケットを買っていただいてキャンセルしていただくのが良いかと思います。」

Shinsuke:
「わかりました。キャンセル手数料はかからないんですか?」

担当者:
「かからないものもあると思うのですが、ANAの条件を調べてみますので、とりあえずチケットの手配を進めていただけますか?」

時間も限られているのでiPhoneでANAのサイトから航空券を購入する手続きをしていると、担当者の方がまた来て

担当者:
「すみません、調べてみたところANAの航空券はキャンセル手数料が3万円程かかってしまうようです…」

Shinsuke:
「そうなんですか…流石に3万円以上の出費は厳しいんですが…。もう時間も限られてるので搭乗時間までにキャンセル手数料のかからない航空券を探すのは難しいと思うんですが、どういう選択肢がありますか?」

と聞いたところ、かなり悩んだ上で

担当者:
「そうですよね…。本来はチェックインのタイミングで指摘出来ていれば良かったのですが、出来なかったこともあるので、私の責任で搭乗を許可しますので、アメリカ入国で何か聞かれた際にはANAの航空券購入予約画面だけ見せていただけますか?」

ということで、担当者の方が柔軟な判断をしてくれたお陰で痛い出費もなく無事にLA行きの便に登場することが出来た。
搭乗前にバタバタしてしまい、ほぼ休憩出来なかったけど、担当者の方自身のミスは一つも無かったのに、自身の責任で判断してミスをカバーするという行動は見ていて気持ちの良いものだったので、良い経験が出来たなと思えた。

そんな体験を乗り越えて無事にLAに到着し、KJとの再会を果たす。
(米国入国時には特に出国チケットの事は聞かれなかった。)

KJ again !
前回のカローラを卒業し、Fordの車になってた。

時差もあり、特に行きたいところも無かったので、今回の訪問ではお互いの近況報告をして、後はご飯を食べに行った位しかしてない。

昼はCaliforniaということでイネナウ(In-n-Out)のアニマルスタイルを

以前来た際に手伝った(?!)家探しの中の一つの物件に結局住むことにしたらしく快適な家で泊めてもらえることに。

夕方1時間くらい昼寝してから夜はコリアンBBQを食べ、帰って家でお土産の焼酎を飲みながらゲームをすることに。
これがまた悪夢の序章だった。

久しぶりの再会ということもあり、大学生の頃のノリになり、プレステ4のFIFAでファールしたら一杯、点を決められたら一杯というルールの下ゲームが進む。
途中から焼酎も無くなってきたので、バーボンも出てくる。

最初は和やかに話をしながら遊んでたはずが、気がつくと深夜の3時過ぎになっており、バーボンもほぼ無くなってきてお互いかなり酔いが回っている。

早朝5時前には家を出て空港に向かわなければ行けないのに、後先考えないKJは酔っ払って寝始めた…。
これはもう駄目だと覚悟を決め、そこからシャワーを浴び少し酔いを覚まし、家を出る準備をしてソファでタイマーをかけて少しだけ仮眠する。

30分程してアラームで目覚めるも、KJは全く反応しない。お世話になったKJをおいて、タクシーを捕まえてLAXに向かう。

無事にチェックイン時間までに空港に辿り着き、搭乗したまではよかったものの、搭乗してから少し眠ったら急に気持ち悪くなってトイレに駆け込むことに…。

トイレで吐くだけ吐いて座席に戻っても10分ほどするとまた吐き気がしてきてトイレに駆け込む。これを数え切れないほど繰り返し、なんと最後の最後にはトイレに籠っていると着陸のアナウンスがかかり、客室乗務員にドアを開けられて「もう、お前はそこの中にいろ。」と言われ、人生で初めて飛行機の着陸をトイレの中で迎えるという始末。

そんなこんなでなんとかメキシコシティに辿り着き、いんちょうさんに空港まで迎えに来てもらったにも関わらず、荷物を置きに家に伺って着いた頃にはまた少しグロッキーになってしまい、何処にも出掛けることなく暫く深い眠りについてしまい、昼ごはんを一緒に食べようとしてくれていたいんちょうさんを放置プレイし、夜中にようやくご飯を食べに行くという失礼な行動になってしまった。

いんちょうさん宅で死亡。。。


みなさんも飛行機に乗る前には深酒はやめておきましょう。
もう僕は懲りました。次はメキシコ編です。

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