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2014/02/09

二度目の訪問でダラダラしてしまったバンコク

前回のブログに出てきたTakahiro君ですが、ペナン島で行動を共にして気が合ったので以降バンコク滞在の約一週間も行動を共にすることになるのだけど、年末までの旅の中ではチベットツアーを除けばそういう相手は唯一だった。

全然写真撮ってなかったので唯一のTakahiro君写真
(これぐらいの顔出しならOKだと勝手に判断しました。)

さて、Takahiro君とバンコクのドンムアン空港に到着し、タクシー乗り場で相乗りする人を探して一路カオサンロードへ。

バンコクは2回目の滞在なのだけど、前回はそれなりのホテルに泊まってたのでカオサンは初体験でちょっと楽しみ。

夜の到着にも関わらず、二人して宿を決めてなかったのでカオサンに着いてから幾つか宿をあたって、悪くなさそうなカオサン通りの真裏のゲストハウスのツインの部屋を二人でシェアすることにした。結果的にこの宿はハズレで、夜中の3時ごろまでクラブの音楽が爆音で流れ続けよく眠れないので、翌日には寺裏と呼ばれるエリアの宿に移動し大正解。

そしてTakahiro君と2人で同じ部屋で生活してた訳ですが、二人とも日中バラバラに行動して夜合流してご飯食べに行ったり飲んだりするという程よい距離感だったことがすごく楽で良かった。

唯一彼と一緒にいて後悔したことは、年始からずっと禁煙しててアメリカでたまーに飲み会の時にもらいタバコしてた位だったのが、Takahiro君の後輩気質からか毎回食後や飲んでる時に(悪意なく善意から)タバコをオススメしてくれて、食後のタバコが習慣的になってしまったこと。依存というのは怖いもので、Takahiro君と分かれてからも一ヶ月弱はタバコを吸ってしまうという脱禁煙生活を送ってしまった…。インドで再び禁煙することになるんだけど、それはまたインド編のお楽しみに。

バンコクは2回目ということもあり、主要な観光名所は言ったことがあったのであんまり観光に行く気にならず、黄熱病の予防接種と前職後輩のティサナーやケイシニーさん、サークルの先輩のさとみさんに会えれば良いかというやや低めのモチベーション。
(結果的にケーシニーさんは仕事で日本に出張してたので会えず、さとみさんも結婚式のための帰国で会えず、残念)

数少ない観光先の国立博物館
風神雷神の絵に出てきそうな太鼓(?)があった
夜の水上バスから見たワット・アルン(上陸はせず)

前回やらなかったことをしようと思い、ローカルバスを乗りこなしてみることにチャレンジしてみたのだが、これがかなり難しい。なんと言ってもタイ語の表示が全く読めない…。数字すらも読めないので、当初はバス停で英語の話せる若者を探し出し、教えてもらっていたが最後の方には数字もなんとなくわかるようになってきた。

バンコクではこのローカルバスとモノレールで移動のほぼ大半を乗り切った。
時間はかかるんだけど、普段通らない道を通ったり乗客がほぼローカルの人々なのでローカル感も味わえて中々楽しい。

こうやってローカル感を楽しんだりもしてたんだけど、一方でやっぱり本当のローカルの人々は英語が通じないことも多いのでボディーランゲージや簡単な英単語以上のコミュニケーションが出来ないという限界を感じたのもこの時が初めてだった気がする。

まぁビジネスしててタイの人々と関わりがあるという位なら、相手も英語が通じるだろうし、ローカル言語習得の必要性はそこまでないのだろうけど、マーケティング的にローカルの人々の感覚を掴むためにはローカル言語話せないとダメだよなぁと改めて思った。

少し脱線するけれど、以前ハバタクの永井さんと話をしていた時に、グローバル人材っていうけど、語学が使えるだけの人って実はあんまり価値が提供出来なくて、言語に加えてローカルの商慣習や価値観・文化的背景を理解した上で動ける人に価値があって、結果的にそれを実現するにはグローバルというより、トランスローカルに成らないといけないよねという話題になった。
(※ハバタクさんのブログのバックナンバーにも同じ様な事が書かれてます。)
まさにそういう感覚を改めて体感したというイメージだった。

勿論旅をして言葉は通じなくとも分かり合える事があるというのもある一面では真実なんだろうけど、一段深く価値観だったり考え方を理解するにはローカル言語が必要だったり、旅行者としてではない接点の持ち方が必要だよなぁと思ったし、それは数ヶ月たった今でもそう思う。

まぁ英語は共通言語の一つとして最低限やっておくというのは良いとして、どこのローカルに自分の活動拠点を置くかということとそのローカル言語を習得するにはある程度の「決め」が必要だなぁとも思ったり。

そして前職後輩のティサナーと久しぶりに再開して、タイのローカル料理をご馳走してもらいながらお互いの近況を報告。

久しぶりの再開です。
ティサナーはバンコクに戻って実家の家業を継いでいて、経営者の立ち位置でのチャレンジをしていて改めて尊敬すべき同僚だったなぁと思わされたり。タイはマレーシアやシンガポールと違って、中華系の人々が長い時間をかけて融合していったので国民の中で民族的な対立や差別化が殆どないという話も面白かった。

ちょっとダラダラしてしまったバンコクでしたが、次はタイの北部、チェンマイ・チェンライを目指します。


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