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2013/07/21

英語のお勉強に関する紆余曲折

先日のBlog(何故僕は旅に出るのか?)で旅の中で英語を勉強しようと考えているということを書いた。

当初、旅のプランを考え始めた頃からアメリカで1ヶ月ちょっと過ごした現在までの期間でも英語を勉強するために紆余曲折あった。僕にとってこのプロセスは今後の旅の行方を暗示しているような気がするので、その変遷をご紹介したい。




当初は、旅の予算も限られてるしフィリピンで格安に語学留学して西廻りでそのまま世界一周するのがいいんじゃないかと思ってた。

で、そんな話を友人・知人にしていたところ、フィリピンで起業中の友人がなんとまさに1-2ヶ月フィリピンの語学学校に通っていたというではないですか!話を聞いてみると、「英語は勉強すれば出来るようになる。けどフィリピンは留学生活としてはあんまり面白くないかも。。。まぁストイックに学校以外どこにも行かないなら別だけど。」という(ニュアンスの)コメントを貰い、少し考え込む。

後日、お仕事を一緒にさせていただいていた方にそんな話をすると、

「僕はアメリカの大学院に留学したんだけど、その前にStanfordのSummer ProgramでESLみたいなクラスをとったんだけど、めちゃくちゃ良かったよ。授業はまぁいいとして一緒にいたクラスメイトが凄い刺激的なやつらで、今でも仲良くしてる。せっかくならそういう所で勉強するのがよいんじゃない?」

と熱弁されて、「おぉ楽しそう!」と思いSummer Schoolなんかの情報を少し見てみる。

最初に見たのはStanfordのEFSというプログラム(こちら)。
内容はとっても面白そうなんだけどとりたいと思ったコースは米国大学に入学する予定の学生のみが対象で選択出来ず。。。

じゃあ友達が多く住んでるサンフランシスコ近辺でUC Berkeleyはどうかと考えていろいろ見てみると、選択肢はUC BerkeleyのSummer SessionUC Berkeley ExtensionのESLクラスBerkeley Adult SchoolのESLクラスという3つがありそう。
そのころには5月末までは仕事をすることになってたので内容や環境はよさそうだけど開始時期が微妙なSummer SessionとExtensionの授業は諦め、Adult Schoolでのんびりやろうと決める。

そして、6月10日にアメリカに来てからいざAdult School登録しにいったらセメスター制だからもう秋まで申し込みは出来ないと。。。改めてWebサイト見てみたら上の方に小さく「●月●日以降のクラスの登録」とか書いてるけど本文には書いてなかったのに。

アメリカに来た目的を失いそうになる。。。w
その日に早速Summer Sessionの応募が出来ないか話を聞きに行くと、「7月頭から8月上旬までのクラスがあるからいいんじゃない?誰でもWebから申しこめば受けられるわよ。」と言われたので、まぁ多少お金はかかるけどそのために来たんだしよかったよかったと一安心。

近くのカフェに入ってWebから申し込もうとしたら学生ビザを取得しないと登録できないとか書いてる。。。誰でも登録出来るって言ったやーん。。
もう一回話聞きに言ったら2単位までなら不要だと言われ、クラス分けのテストを事前に受けなきゃいけないからそれは受けてねと言われ、ここでまた一安心。
テストを受ける心の準備をしてさぁ登録しようとしたら、International Studentの登録期限は5月末までとなってる。。。

さらにもう一回交渉しに行き、Summer Sessionの担当者まで呼んで粘り強く交渉したものの、期限は期限だと受け入れられず。。。振り出しに戻る。

もうしょうがないので、BerkeleyかSan Franciscoにある語学学校でも行くかと思い、Webからいくつか候補をピックアップして体験授業を申し込む。
1週間くらいかけて4-5校の学校に行ってみたものの、なんか想像してたのと違う。。。
そういう学校では会話によるSpeakingとListeningを重視しているので、基本的には先生がTopicを決めてそれについて生徒が話をするという流れなんだけど、生徒は南米とかヨーロッパとか中東とかアジアから来てて各地の訛りが酷くてあまり練習にならない。
唯一意味があるとすれば英語しか使えない環境に無理やり身を置けるということくらいだけど、その環境も午前中のみ。そのためだけに週に300ドルも払うのは馬鹿らしい。。。

それなら個人レッスンしてもらえる人を探すか、短期でインターンさせてもらえるところを探そうとClaigslistで個別レッスンしてくれる先生に連絡してみたり、SFにいるインターン先を紹介していただけそうな方を探す。
インターン先探索もいろんな人に協力していただいたものの、インターン先が決まるに至らず。

もうこうなったらそのへんの飲食店で無償アルバイトでもするかと考えながら、なんとか見つけた個人レッスンを毎日受ける日々を過ごす。

そんな中で1週間ほど前にアポ無しで訪問したHUB Berkeleyの方から「HUBnetっていうHUB関係者だけのSNSにインターンの件ポストしたよー。」と連絡があり、その日だけで3件のインターンのオファーがあった。世の中動いてみないとマッチしていない需要と供給がいっぱいあるんだなぁと実感するばかり。

で、その3社と面談をして、幸運にもみなさんからお誘いいただいたので、その中で自分の目標(英語しか使えない環境でビジネスに関わる会話をすること、興味がある教育分野とかソーシャルアントレプレナーの人達とネットワークが作れること)達成に一番意味がありそうなImpactSpaceというサービスを運営している組織に参加することにしました。

ここまでで約一ヶ月(間の一週間強は旅行に行ってましたが)、紆余曲折ありました。
残りのアメリカ生活は約1ヶ月なので意味あるものにしたいところ。


ここまで読んでまぁ英語そこそこ出来るんじゃないの?と思う方もいるでしょうが、正直本当に大したことありません。
日本を離れる前に英語力を測ってみるか!と思いたち、人生で初めてTOEFL受けてみたらどのセクションも全て約15点で、約60点しかありませんでした。(言い訳としては、なんにも準備してないよ!とか、試験時間が長すぎて最後の方はあきらめちゃったよ!とかありますがw)
まぁ恥ずかしい点数ですが、本当のことなので受け止めて帰るまでにどれくらいTOEFLの点数が上がるものか見てみたいと思います。お楽しみに。

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