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2013/07/22

グランドサークル旅行(ラスベガス編)

サンフランシスコに着いた当初は高校の同級生のご夫妻宅に数日間お世話になっていて、その夫妻がグランドサークル旅行に行く計画に誘ってくれた。


元々興味関心はあったものの、一人で行くとレンタカーやホテルが割高になってしまうのでどうしようかなと思っていた矢先のお誘いだったので、即決で参加することにした。

旅程の全体像は、6/29〜7/6までの7泊8日の日程で、ラスベガスから入り、ブライスキャニオン、アンテロープ、モニュメントバレー、アーチズ、グランドキャニオン、セドナと周り最後はフラグスタッフから飛行機でサンフランシスコに戻るという総移動距離約1,200マイルという車での旅。

そもそもグランドサークルという言葉自体、僕も旅に出ようと思うまで聞いたことなかったのだが、Wikipediaによると
グランドサークル(The Grand Circle)は、アメリカユタ州アリゾナ州の州境にあるレイクパウエルという巨大な人造湖を中心に、半径230km の円を描いた時、その円(サークル)の中に含まれるエリアの呼称。
10の国立公園、16の国定公園、19の国立モニュメント州立公園が、その円(サークル)の中に含まれる。
とされており、グランドキャニオン等の有名な国立公園が集積しているエリアで、有名な国立公園の大自然を順々に見ていくことが出来る観光スポットである。

まずは初日のラスベガスについて。

友人夫妻とは別々のフライトであったため、ラスベガスの空港で待ち合わせの約束をする。僕はオークランド空港からの便で入ったのだが、ラスベガス空港への着陸直前に機長からのラスベガスは華氏115度(摂氏約46度)とのアナウンスにに対して、ほとんどの機内の乗客から「ワーオ!オーマイゴッシュ!」というなんともアメリカらしいリアクションw

荷物を受け取り、友人夫妻とタクシー乗り場で合流したのはよいものの、空港施設から出た瞬間サウナ状態。これはキツイ。。。w

せっかくのラスベガスなので、節約旅行ではあるものの、美味しいものを食べて、ここでしか見れないシルクドソレイユの「O(オー)」を見ることに。

10時からのショーまで時間があるので、アメリカらしくステーキを食べて、ちょっとカジノでもしてから行こうということで、さっそくYelpで高得点なお店を探し、Lawry's The Prime Ribというステーキ屋さんに。レンズ交換が間に合わずあまり写真が取れなかったんだけど、どうやら肉の塊を焼き加減別に分けており、こちらが選択するカットの方法(まぁ基本的には分厚さ)に従って目の前でカットしてサーブしてくれるというもの。

手前のお肉をカット中
あー、夜中にBlog書きながらこの写真みるとヨダレが出てくる。。。w
やっぱり日本の肉とはちょっと違って、赤身の肉の味がしっかりしてとっても美味しかったです。

お腹もイッパイになったところで、カジノでも行ってみますかということで中心地まで歩いたのだけど、カジノなんかがあるホテル周りは外でも水蒸気を出してて体感温度はかなり抑えられてるものの、それ以外の歩道なんかは夜の21時前なのに42℃もあって、ちょっと外で過ごすのが苦痛な状況。


あまりにも暑いのであまり歩きまわらず、一番近くのフラミンゴホテルのカジノでちょっと遊んでみることにする。

色んなゲームがあったんだけど、とりあえず一番ルールのわかりやすいブラックジャックに20ドル位で遊んでみようとチャレンジ。一番レートの低い10ドルからのテーブルで空いてるところに行ってみる。IDをチェックするときに、「あら、あなた私と同じ誕生日ね。」と言われ、「おー、じゃあ今日はついてるかもね♪」なんて言ってゲームを開始すると、結構調子よく勝ててあっという間に20ドルが100ドル以上に!

このくらいでやめとけば良かったんだろうけど、そのまま調子に乗ってやり続けるとあっという間にチップが無くなるw
20分位は楽しく遊べたのでまぁよいかと、ブラックジャックが出た時に貰った2ドル分のチップだけ持っててもしょうがないので換金しにいくと、「わーお、2ドルも勝ったの!?あんた今日はすごいツイてるね!」と馬鹿にされる。。。悔しい。



ちょうど時間も良いので、ショーの会場があるベラジオホテルの前の噴水ショーを見てから「O(オー)」の会場に行こうとカジノを出ると、ちょうど良い時間帯になってきたのか、人の数も増えて街に活気が出てきてた。

街中は東京の六本木や歌舞伎町ともまた違う感じで、完全に人間の欲望を満たすために作られた街という感じで、人々の欲望渦巻く感じで、ちょっとワクワクする。

街中にエッフェル塔
道端にはカーニバル仕様のお姉さん達。
ホテルからここまでこの恰好で歩いてきてたw
そして、いざシルクドソレイユの「O(オー)」へ。

Theatre O のエントランス
「O(オー)」は水を使ったショーで、舞台は円形状で1/3位が客席に突き出している感じ。観客席は三茶にあるシアタートラムを巨大にしたような形状で、一番最後尾の席だったので、真上から舞台全体が見える位置から鑑賞。

学生時代に舞台を使った公演を経験させてもらってたので、舞台装置とか、演出の仕方とかも気になってしまうのだが、舞台装置が凄すぎて舞台転換に目が取られてしまうあまり、もうどこ見ていいのか分からなくなり、劇団員の曲芸を全て見きれない状態になってしまうw
ラスベガス以外の場所では公演出来ない理由がわかった。こんな舞台装置作ったらどれだけお金かかるのか想像もつかない。

チケットの絶対価格は貧乏旅行にとっては高かったけど、十分その対価が得られるだけの内容だったので、またラスベガスに行く機会があれば、次は1階席から見てみたいなと思った。

会場を出て、もう少しだけカジノ行ってみたいという無理を聞いてもらって(こうやってギャンブルにハマるんだろうな)、最後にチョロっと行ってみたものの、一瞬で30ドルが溶ける。。。

この時点で既に夜の12時を過ぎているんだけど、みんなまだまだこれから!という感じでカジノ内も賑わってるし、クラブにも行列が出来てたり、コールガールの広告をデカデカと載せたトラックが何台も走ってたりするものの、我々は明日から長距離運転の旅があるので、後ろ髪ひかれつつも大人しく退散。

お金に余裕のある旅なら、朝までクラブで遊んで、昼まで寝て、ご飯食べて、カジノ行って、ショー見て、クラブ行って、という無限ループも可能な街なので、またいつか来てリアルにハングオーバーみたいな遊びしたいな。

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