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2013/09/24

LAへの道のりは遠かった

あまりにも時間が立ってしまってるのだけど、「01_アメリカ」というブログのラベルを作ってしまったがため、A型神経質な自分としては「02_カナダ」を飛ばして、「03_オーストラリア」を作ってしまったのが気持ち悪くてしょうが無いので、ラベルを埋めるべく訪れた都市/国ごとには頑張って書いてみたい。
(サンフランシスコ/バークレーでの日常編もあるんだけど記憶が薄れつつある。。。)

約2ヶ月間サンフランシスコで英語のお勉強という名目の時間を過ごし、いよいよ動き始めようということでまずは大学時代のサークル友達KJが留学しているLAに行くことに。



移動の交通費も節約していこうということで、Go to BusというサンフランシスコからLAまで約5時間で行ける長距離バスのチケットを買った。
当日は少し寝坊してしまったので、慌ただしくパッキングをし、長らくお世話になった高校の後輩中西くんに御礼をいい、バス乗り場に向かう。

無事に9時頃のバスの出発時間に間に合い、バスに乗り込むと乗客はほぼ全て中国系の方たちばかりで会話も全て中国語。
どうやらこのGo to Busという長距離バスは中国系資本のバス会社のようで、西海岸ではチャイナタウンの中国人の方々がよく使うバスみたい。

前日はホームパーティーしたりチケット印刷に手間取ったりであまり寝てなかったので、バスが走りだしてから少し仮眠する。気付くと時計は11時頃で、朝バタバタしてしまったせいで朝食を食べられなかったし、お腹減ったなーと思っていると、11時半頃にバスがどこかの街のサービスエリアらしき場所で停車した。

運転手が早口でなにやらアナウンスしたので、トイレ休憩かな?それともちょっと早めの昼食休憩かな?と思い、降り際に運転手に「何分の休憩なの?」と聞くと「50分の休憩だよ」というので、「50分の休憩?」と再度確認すると、「そうだ、50分の休憩だから50分後までにバスに戻ってくればよいよ」と言われたので、よしご飯食べようと思い、サービスエリアをブラブラしてファミレスのようなお店でハンバーガーを食べる。

バス停車から40分近くたったので、トイレを済ましてバスの止まっていた場所に戻る。
おや、なんとバスがいない!?

焦ってチケットに書かれているバス会社の電話番号を確認して電話してみる。

バス会社:
「ちょっとバスの運転手に電話して確認してみますね。」

しばらく待っていると折り返しの電話がかかってくる。

バス会社:
「バスの運転手に確認したところ、出発の際に人数確認したら全員揃っていたので出発しちゃったと言ってます。もうかなり離れたところにいるそうなのでピックアップしに戻ることは出来ないようです。」

いやいやいやいや。。。俺の代わりにバスに乗ってるの誰やねん!?
そんなツッコミを入れてる場合ではないので、

Shinsuke:
「今日中にLAに行けないと困るんですが、代わりの手段は何かありますか?」
バス会社:
「今日はもうSFからLA行きのバスは無いんです。LAからSF行きのバスが数時間後にその場所に着くのでそれで本日は引き返して頂いて、翌日同じバスでLAを目指してもらうということになりますがどうしましょうか?」
Shinsuke:
「スーツケースもデイバッグもバスの中なんですけど。。。」
バス会社:「LAのバス停留所で荷物を預かるか、もしくはLAからSFに向かうバスに荷物は積み替えるので本日お返しできますよ。」
Shinsuke:「・・・。ちょっと他の方法ないか考えてまた連絡します。」

困った。。。
というかGoogle Mapで現在地見てみたら完全に道の駅みたいな場所で周りに何にもない。

LAに向かう車がいればヒッチハイクでもしてみる?
いや、でも男とはいえアメリカでヒッチハイクとか危ないんじゃないか?
と悩んだあげく、これも経験だと前向きにヒッチハイクにチャレンジしてみることにする。

決心してみたものの、周りを見渡すと信用出来そうな人の見極めって以外と難しい。
ここは安牌に高齢な方が安全だろうと話しかけてみる。

Shinsuke:
「あのー、すみません、ちょっといいですか?実はLA行きのバスに置いて行かれてしまって。。。LA方面に行く方がいたら車に載せていただけないかと探してるんですが。」
老夫婦:
「あらー、それはツイてないわね。でも私達LA方面じゃないの。申し訳ないけど乗せてあげられないわ。」
Shinsuke:
「そうですよね。。。ありがとうございます。」

家族連れもいけるかもな。。。

Shinsuke:
「あのー、すみません。以下略」
Family:
「力になってあげたいけど、方面も違うし車の席にも余裕が無いんだ。頑張って。」
Shinsuke:
「ですよね。。。」

という感じで、10人くらいに声をかけたが、成果は無し。
LAまで車で約4時間の場所なのでそんな奇特な人はおらず、地理感もないので経由地として程よい場所に向かう人を探すのも難しい。仮に経由地までヒッチハイクで行けてもそこからLAまで行く人を捕まえられるか自信ないし。。。

Shinsuke:「もしもし、中西くん。。。とっても言いにくいんだけど、バスに乗り遅れて今日SFに帰ったらまた泊めてもらえるかな?」
中西くん:「まじっすかwまぁうちは大丈夫ですよ。」

と、ありがたいお言葉を頂いたので、改めてバス会社に電話して今日はSFに帰ることに。
でもよく考えたら、PCもカメラもレンズも財布以外に分けてたドル・円の現金も服も全部バスの中だな。。。これちゃんと帰ってこなかったら損害額数十万か。。。保険の対象になるのかなー?と一人でネガティブなことを考える。そうはいっても何も出来ないのでバス会社の言うことを信じて、数時間ほど何もない街でボケーッと時間を潰す。

そしてバス会社から伝えられていた時間から遅れること1時間、ようやくSF行きのバスが到着。よく見ると行きのバスの運転手じゃないか。
(後から聞くとSF→LA行きのバスと、LA→SF行きのバスが中間地点でドライバーをチェンジしている模様)

Shinsuke:
「電話したと思うけど、荷物はある?」
運転手:
「あるよあるよ。これだろ?」

見せてくれた荷物が間違いなく自分のもので、何も取られたりもしてなかったのでほっと一安心。運転手に文句の1つでも言ってやりたいと思ってたけど、安心して怒りもどこかにいってしまったので、大人しくバスに乗り込み、勢い良く出てきた中西くんちに戻る。

中西くんちに到着したのは夜19時頃で、10時間以上かけて別れを告げたおうちに帰ってきました。

みなさん、時間を確認する時はFifteenとかFiftyとかネイティブでも間違えることあるらしいので、One FiveとかFive Oneとか聞くようにしましょうね。
(自分の英語のSpeaking、Listening共に問題もあったと思いますが。。。)

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